前回は Windows Server 2012 を使って BitLocker To Go の設定を施そうということで、サーバーマネージャーにある役割と機能の追加ウィザードに従い、BitLocker の機能追加が完了するまでと、それにも関わらずマイコンピューターのコンテキストメニューに「[BitLockerを有効にする」が表示されないというところまでを書きました。
どうしたものかということで・・・取り敢えず困ったときは再起動です(^^ゞ
Windows 8 と Server 2012 はマルチタッチネイティブを謳っており、タッチパネルじゃない環境用に Windows キーを使ったショートカットが多数用意されています。それはそれで機会があればネタにしようと思いますが、今回はそのスクリーンショットでも。再起動するには「Win キー + C」でチャームバーと時計を表示させ、設定をクリックして電源から再起動を選択します。ショートカット以外でもマウスカーソルを右上に移動させることで同様の結果が得られます。
[Win] + C
「設定」-「電源」
「続行」をクリックすると再起動します
で、どうなったかといいますと、
出た!
ま、こんなもんですかね(^^ゞ
あとはリムーバブルディスクに BitLocker To Go を設定していきます。
BitLocker の起動画面
ロック解除はパスワード
パスワードを忘れた時にドライブにアクセスするための回復キーというものを保存します。
ファイルに保存
回復キーには「ID」と「回復キー」が保存され、デバイスに設定された ID と一致しなければその回復キーではロックを解除できない仕様になってます。
回復キー
保存が完了したら「次へ」を押下してドライブを暗号化する範囲を選択します。今回はフォーマット済みのメモリーなので「使用済みの領域のみ暗号化する」を選択。これができたら BitLocker To Go のための設定は完了です。
普段使っている USBメモリーなんですが、これまでセキュリティ的な手段を講じる事無く何も考えないでヘラヘラ使ってました。ところが最近割りと他人が見たら迷惑をかけそうなデータを持ち運ぶ機会が増えたこともあって、Windows7 から追加された BitLocker To Go 機能を試してみました。
BitLocker To Go は、Windows 7 や Windows Server 2008 R2 で新たに採用された、USB メモリなどリムーバブルディスク(もちろん内蔵ディスクも)を暗号化する機能です。BitLocker To Go を使えば、USB メモリの内容を自動的に暗号化することができます。じゃあということで先日使えるようになった Lenovo ThinkPad T410 を使ってサラッと暗号化することにしました。T410 には Windows Server 2012 がインストールされているのですが多分 BitLocker To Go は引き継がれているだろうと適当に考えてマイコンピュータにあるリムーバブルディスクを右クリックしましたが、コンテキストメニューには [BitLockerを有効にする] が見当たりません。
「BitLockerを有効にする」がない
ならばということでサーバーマネージャーの「役割と機能の追加」をチェック。
サーバーマネージャー
次へ
そのまま
まだ仮想化しておらず対象サーバーは1つだけ
役割ではないようですね
ありました
Windows Server はそのままだとこれといった役割も機能も提供されず、必要な物だけを選んで構成しなければいけないようです。まあ、あたりまえですけど(^^ゞ
Days of Wine and Roses ご存知映画「酒とバラの日々」のタイトル曲。映画の内容はタイトルからは想像できないくらいにシリアスで重たいです。わたしの持っている中ではビル・エヴァンスが6枚のアルバムで演奏しているます。少し変わっていますがこれなんかはとても切なくて、ジャズにハーモニカがこんなに合うんだということを教えてくれる貴重な一枚かと。エヴァンス派からは「?」なアルバムらしいですが。